野口ちとせ展  NOGUCHI Chitose
彼らの手に余る鉛筆たち for Malalas

2017年5月23日(火)ー6月10(土)
9:00-21:00 

鉛筆と国旗をモチーフにしたインスタレーション 

巨大鉛筆( W110 x D110 x H2000mm/木、塗料):10点

国旗/布、およびミックスドメディア、布:4点

コンセプト
鉛筆というと、木造の校舎で木製の机とイス(二人掛けだった!)に座って、荒削りの鉛筆を握っていた小学校の教室を思い出す。その頃は科学技術が進歩すれば貧困や無知は無くなり未来は明るいような気がしていた。それから半世紀経ったが、世界では未だに6000万人の子どもがまともな教育を受けられずにいる。無知につけいる大人たちの手に余る鉛筆が必要だ。
*本展は途上国の女子教育活動を支援するマララ・プロジェクトの一貫として開催する展覧会です。 
http://plus1art.jp/MalalaP.html

野口ちとせプロフィール
音をテーマにした造形作品を制作、多様なスタイルの立体や平面で校正した空間を「音・空・観」シリーズと題して発表。2015年以降赤い鉛筆や国旗をモチーフにインスタレーション『マララたちに』また夏至をテーマにしたオブジェなど作品を通じてさまざまなプロジェクトに参加、運営、大阪生まれ。1990年初個展、以降国内外の発表多数

2017-05-18 | Posted in archivesNo Comments »