中島一平展 

2018年2月26日(月)ー3月25日(日)
9:00-21:00

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昨秋、ある場所でライブのドローイングをした。その場の空気感や現場の持つリアリティと交信し、見に来てくれた人達から力をもらい、300号のドローイングを30分で描いた。今度は、その外からもらった力をタブローという画面の中に定着したいと思う。画面という区切られた空間だからこそ、我々が生きる世界と対峙し得る可能性があるのだと思う。過去の素晴らしき先輩たちが残した絵の中に、奇跡とも思える画面があるように、、、。    中島一平
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中島一平 プロフィール
画家、美術家。1972年京都市立芸術大学洋画科卒業。1980年代から色彩的な抽象絵画の可能性を探求する制作活動を展開。第2回吉原治良賞展でグランプリを始め、日本国際美術展で兵庫県立美術館賞などを受賞。大阪、京都、神戸、東京などで個展を開催の他、韓国、フランス、アメリカなど海外でも作品を発表。90年代には大阪港レンガ倉庫の大規模な空間で個展を開催。2005年「浜屋敷における試み」(吹田市)では伝統的な日本家屋全体にドローイングなどを配置した。2014年「On the Wall」(神戸市)では、ギャラリー壁面に直接描く現地制作とレジデンスを、また2015年「下町芸術祭」では路上でのライブペインティングで大作を制作した。近年ではギャラリー白(大阪市)でのグループ展「ペインタリネス」展などに参加。作品は大阪府立現代美術センターや兵庫県立美術館などに所蔵されている他、在住地である茨木市の施設「青少年センター」や「福祉施設太陽の里」の壁画なども制作した。

2018-02-03 | Posted in archivesNo Comments »